成績のつけ方
【寺尾中学校の評価・評定=成績の付け方】
「目標に準拠した評価」=いわゆる絶対評価でつけられます
1.評価の仕方
評価においては、文部科学省により示されている「学習指導要領」が示す目標に照らし、その実現の状況をみる「目標に準拠した評価」=いわゆる絶対評価を重視しています。
国語は5つの観点、その他の教科は4つの観点を設定し、それぞれの観点において「目標に準拠した評価」を行います。
2.各教科の観点
【国 語】
国語への関心・意欲・態度
話す・聞く能力・
書く能力
読む能力
言語についての知識・理解・技能
【社 会】
社会的事象への関心・意欲・態度
社会的な思考・判断・表現
資料活用の技能
社会的事象への知識・理解
【数 学】
数学への関心意欲態度
数学的な見方や考え方
数学的な技能
数量や図形などについての知識・理解
【理 科】
自然的事象への関心・意欲・態度
科学的な思考
観察実験の技能
自然的事象についての知識・理解
【英 語】
コミュニケーションへの関心・意欲・態度
外国語表現の能力
外国語を理解の能力
言語や文化についての知識・理解
【音 楽】
音楽への関心意欲態度
音楽表現の創意工夫
表現の技能
鑑賞の能力
【美 術】
美術への関心意欲・態度
発想や構想の能力
創造的な技能
鑑賞の能力
【保健体育】
運動や健康安全への関心・意欲・態度
運動や健康安全についての思考判断
運動の技能
運動や健康安全についての知識・理解
【技術・家庭科】
生活や技術への関心意欲態度
生活を工夫し創造する能力
生活の技能
生活や技術についての知識理解
3.評価
各観点での「おおむね満足できると判断できるもの」について「学習指導要領」や「国立教育政策研究所」の「評価基準の作成、評価方法等の工夫改善のための参考資料」、「横浜版学習指導要領」から評価基準が各教科で設定されています。各教科ではこの評価基準をもとに、一人ひとりの生徒の目標実現状況を、より多くの方法や場面で評価します。そしてその結果を楽器ごとにまとめ、
観点ごとに5段階(A° A B C° C)であらわしたものが評価(観点別学習状況の評価)です。
「十分に満足すると判断されるもののうち特に高い程度のもの」 A°
「十分に満足すると判断されるもの」 A
「概ね満足すると判断されるもの」 B
「努力を要すると判断されるもの」 C°
「いっそう努力を要すると判断されるもの」 C
4.(観点別評価の総括)
評定へ総括する際は、
A°=5点 A=4点 B=3点 C°=2点 C=1点として、
観点別学習状況の各観点の評価を合計します。そして次の表に基づいて評定を行います。
5観点の教科 国語 | 4観点の教科 国語以外 | 評定 |
25点~22点 | 20点~18点 | 5 |
21点~18点 | 17点~14点 | 4 |
17点~13点 | 13点~11点 | 3 |
12点~9点 | 10点~8点 | 2 |
8点~5点 | 7点~4点 | 1 |
例1【国 語】 国語への関心・意欲・態度 A°
話す・聞く能力 A
書く能力 A
読む能力 A
言語についての知識・理解・技能 A
国語で観点がすべてA °Aだった場合 (5+4+4+4+4=21)
これでも5に届かないか・・・というパターンです。
例2【数 学】 数学への関心意欲態度 C
数学的な見方や考え方 B
数学的な技能 A
数量や図形についての知識・理解 A°
数学で観点がすべて上記だった場合 (1+3+4+5=13)で評定は3となります。
テストの点数は良いのに・・・というパターンです。
以上のように観点別評価で良い成績がとりたければ、
定期試験だけ良くてもダメ、定期試験の中の問題の観点もバランスよくとらなければダメ、当然ですが提出物が全部提出されていること授業態度がきちんとされていることが要求されます。